
中性脂肪は低い方がいい、とよくいわれますね。確かに中性脂肪値が高いと生活習慣病などになる可能性が高くなります。では、低ければ低いほど健康なのでしょうか?中性脂肪は人間の体にとってとても重要な役割を担っています。中性脂肪はトリグリセリドとも呼ばれ、体内にある4種類の脂質の一つ。他にはコレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸があります。それぞれ大切な役割を担い、中性脂肪は体内に蓄えられて、エネルギー源になるという役割を担っています。中性脂肪が低いと体は元気を失い、病気になる可能性が高くなります。中性脂肪が高いと様々な生活習慣病を引き起こす可能性が高くなるので、中性脂肪を低くしようとよく言われていますが、中性脂肪が低いことで可能性の出てくる病気もあるので注意しましょう。
中性脂肪の基準値は50mg〜150mg/dl。中性脂肪が低いとされるのは、50mg/dl以下の場合です。中性脂肪が低いと様々な病気の可能性も考えられますが、ほとんど栄養が足りない場合に低い数値が出ます。また、病気ではなく体質的に低い場合もあります。また、遺中性脂肪が低いのは、遺伝の可能性も考えられます。通常、中性脂肪が低くても、他の検査において異常がなければ問題はないといわれています。ただし、油断は禁物です。中性脂肪が低いと脂肪肝などの病気を引き起こす可能性もあるのです。体質的に中性脂肪が低い人も、安心せずに定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
中性脂肪が低い場合に可能性のある病気として、アジソン病、下垂体機能低下症、副腎不全、肝不全、無βリポタンパク血症、吸収不良症候群、甲状腺機能亢進症などが考えられます。特に可能性が高い病気として考えられるのは、甲状腺機能亢進症といわれています。甲状腺機能亢進症とは、甲状腺から甲状腺ホルモンが出すぎるため、全身の新陳代謝が異常に高まる病気です。この病気の症状としては、動悸、甲状腺の腫れ、眼球突出、月経過多もしくは無月経、頻脈などがみられます。中性脂肪が低いと安心しがちですが、これらの病気の可能性もあるので、体に異変を感じたらすぐに病院で検査をするようにしましょう。
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